背後に見える死の影

ごらんください、野生の七紀です。

去年の冬の事。
舞台裏トラベラーズ３～那須を駆け巡るバカ２人～の収録込みで
那須旅行の方へ向かいました。（未だアップされていませんが）

収録データにもあるのですが、その時に殺生石なるものを見に行きまして。
ｷｬｯｷｬｯｳﾌﾌと石ころ眺めてくだらなさを極めつつあるトークをダラダラ垂れ流したのですけど、
ふとね、道の脇に「この上展望台」と書かれた標識を見つけまして。
こりゃあもう行くしかねえなと。勇み山の中へと入って行きました。

しかし、何時間歩けど展望台なんて出てきやしない。
雪も降ってるし、積もってるし、もう最悪な状況で獣道を進んでいくと、
雪の上に倒れた一枚の看板を発見。

「危険、熊注意」

ﾄﾞ､ﾄﾞﾋｪｰ
展望台の文字につられてきたらこれだよ。
なによ熊注意って。ふざけないでよ。
でもまあ、そこら辺はポジティブにね。
熊なんて出るわけねーよと笑いながら少し歩いた先でした。

雄々しいその凄味を醸し出す、熊の足跡。

半分死を覚悟しながら登り、ショボイ展望台で休憩してまた降りたのですが、
この時に熊の足跡を、おまけでつけようと写メで撮ってありまして。
それを最近まじまじと見て気付いた事があります。

積もった深い雪、降り注ぐ雪。
・・・なんであの足跡、残ってたの。

一歩間違えたら死んでいたという事実に、
冬の山の恐ろしさを痛感しました。

冬将軍って嫌われてるの気付いてないの？

どうも、七糸です。
・・・おおっと、すみませんね。
ちょっと風邪で参ってるもので、己の部分が抜けてしまいました。
辛い病魔に己を失いかける・・・なんてね。ハハ、上手い事言った。ねえいまオレ上手い事言ったよ。

先週末にはもう風邪の前兆が見られていたのですが、
ここにきて急に伏兵を大量投入してきやがりましてあの将軍が。
さっさと飯くって寝たいんですが、いつもブログかけってメンバーに言ってる手前
これ以上ブログの更新を怠れば面目が経たないと、自らに鞭打っております。

そういえば、ボクがギターを始めたのって中学生あたりからなんですが、
その時に母親に買ってもらった青いピックがありまして。
使いすぎてもうピックとして機能しないくらいボロボロなのに
当時の嬉しさが記憶に残っているもので、捨てられず後生大事に残してあります。

そういう想い出の品みたいなもの、些細なものでもあるじゃあないですか。

結構前なんですけどね、部屋を掃除していたら
ミニチュアのスノードームみたいなものが出てきたんですよ。
間髪いれずにごみ袋へボッシュートして処分したのですが、
捨てて暫くしてから、ふとね。記憶がよみがえってくる。

学生時代に好意を抱いていたガールから送られた
女の子らしいメッセージカードと小さなスノードーム。
・・・ん？

やっちまった。やっちまったよオイ。
思い出そうがもう遅い。
甘酸っぱい青春の想い出は既にゴミ収集車と共にファラウェイ。

なんて野郎だ。人間のクズだと酷い自己嫌悪ですよ。
で、よくよく考えたら、スノードームと一緒にあったカード。
あれないじゃないですか。どこ探してもないじゃないですか。

え・・・もしかして、もっと前に捨てた・・・？

あろうことか、あの日の淡い想い出を二回にわけてゴミ収集車・・・シット！！
悪魔か。もしくは真正のサドか。いやサドだけど。
ラブ溢れる想い出の品を、オマエこれ・・・よりによって不燃ゴミ＆可燃ゴミッ！！

悔やんでも悔やみきれない出来事ですよ。
人間って怖い。大切な物をあの日に置き忘れ、切り捨て、ボッシュートするのだから。
こうなってくると、ピックも危ない。
はたから見ればただのゴミですよ、アレ。

どうしたものか・・・。
今度は捨てないように、額にでも入れて飾ろうか。
ボロボロのピックを前に、大人の恐怖を感じながら頭を捻るばかりです。

２０１１

皆様、あけましておめでとうございます。七紀です。
関係ないんですけど、友達に「２０１０年」でメールして恥をかきました。もう一周する気かよ。

また１年が経過してしまい、P&Pも特に成長することなく２０１１年を迎えました。
今年こそはもうちょっと頑張りたいと思う。ゲームとかブログとか。
ブログの更新が遅れてしまった手前偉そうなこと言えないんですが、
神ﾀﾏとビットの「ユキも更新してないしいいや」って精神が見え隠れして
とても腹立たしいです。今年は頑張ろうね。

寒さが本格化してまいりましたが、一昨年の１２月付近は風邪でダウンだったんですけど
今回はなんとまあ、腹痛に悩まされまして。本当に死ぬかと思いました。
いまいちパッとしない新年の迎え方も更新の遅れも、
腹痛と正月ボケのせいにしておこうと思います。

新しい年を迎えた訳ですから、Ｐ＆Ｐも心機一転、
とりあえずゲームの一本でも出したいけれどもそこまで気は利かないです。
兎に角一本を目標にしてやっていきたい。

ダラダラといつも以上に意味不明な文章を書きなぐりましたが、
今年もＰ＆Ｐをよろしくお願い申し上げます。切実に。

冬将軍って嫌な奴だよね

七紀です。
そろそろ寒さが許容量を大幅に超えてててててててて身が凍る思いを
味わわされる寒さが許容量を大幅にににににににににににｎ

湯たんぽってあるじゃないですか。
最近のヤングには知らない人も居るかもしれませんが、
湯たんぽという大発明が存在するのですよ。

あれがわたくし大好きでして、
エアコンもストーブもあるのに湯たんぽが好きでした。
で、ある日レンジで温めるタイプの湯たんぽを購入したんです。

寒さも極限まで高まりつつある日だったので、どうしても、こう・・・さらなる欲求といいますか。
一日中ボクの身体をホットにしてくれないかと電子レンジをFULLに稼働させちまいましてね。
銃声に似た炸裂音が響いた頃には時すでに遅し。
我が家の電子レンジは、科学の実験で作った的なスライムまみれでした。

あれから何年も湯たんぽは使っていません。
しかし最近 冬将軍の野郎が調子に乗ってきているので、
あの頃のように湯たんぽを用意したいなあと考えてしまうのであります。

仮に実行しても、絶対に電子レンジで温めるタイプは使いませんけど。

災厄連鎖

ななななな七紀です。
ゲームを作ってると、いつもカーネーション事件が頭をよぎり
なんだか憂鬱になるのですが、このモヤモヤを晴らすためにも
今回は上記事件のお話を。

Ｐｌａｙ＆Ｐｒａｙに神ﾀﾏとビットを迎えてまだ日が浅いころ。
当時、リインカーネーションというゲームを作っていました。
ロボットものなんですけど、制作は順調に進み、
遂に完成までもっていきました。
そのお祝いもかねて、ゲームタイトルにかけて
一輪のカーネーションを買って飾ったんですよ。

これが間違いだったのか、それとも運命の暗示だったのか。

神ﾀﾏが花瓶をはっ倒しやがりまして。
まあそんな事故、普通にありますからね。
ボクも笑って許しましたよ。すると今度はビットが花瓶を倒す。
負けじと直せば、遂にサークルに関係のない人まで倒し始める始末。オマエらグルなんじゃないか。

散々これを繰り返し、場所を変えても必ず倒れる。
気づけば、ボクの部屋は至る所に事故の傷跡が点々と。
結局そのカーネーションは撤去したのですが、
いろいろありまして、なんと完成したゲームの方までお蔵入りする羽目に。

キャラも思い入れが強いので、なんとか完成させようと
何度も試行錯誤しているのですが、あれ以来どうしても完成できなくなりまして。
文字通りこのゲームは輪廻を廻っちゃってます。

なんにせよ、ある種の教訓は得られました。
我々には、ああいう繊細なものは似合わないのだ……と。